1. トップページ
  2. 施工業者さんの声 [Vol.1 (2004)]

施工業者さんの声

ナイスタッド以外の施工業者さんの声は、岩谷テクノ企業サイトをご覧ください。

「施工のしやすさ」に尽きる

永田建創:永田治さん
(大阪府南河内郡)

私がイワタニテクノのナイスタッドの仕事を始めて10年くらいになります。最初は、それまで専門にしていたGL間仕切工法に比べて随分と施工が難しい印象があったのですが、定期的に行われる技術講習会や、わからないところは即座に対応してくれる会社のフォローもあり、いつの間にか自分の技術としてしっかり身についていました。
ナイスタッドのすばらしいところは、その性能の高さや仕上げの美しさもさることながら、施工者の立場で言うと、「施工のしやすさ」に尽きると思います。現場では、図面だけでは予測がつかない場面に出くわすことがよくあります。そんな時、ナイスタッドは実に柔軟に対応できる工法です。「難しい」と感じていた最初の印象は今はありません。慣れたからというより、商品自体が飛躍的に改良されたからだと思います。ナイスタッドはイワタニテクノの技術部が中心となって日日改良が続けられており、私達現場作業員の声も十二分に反映されています。ナイスタッドは、机の上で考えられた壁ではなく、イワタニテクノと現場で働く私達が一緒に作り上げた壁だと思っています。その意味でも、私達はこの壁に自信を持っています。私達は今後も、ナイスタッドの質を落とさないよう、頑張っていく所存です。

四周の隙間に特に注意

コワタ内装:前田秀光さん
(東京都足立区)

こんにちは、私はイワタニテクノのナイスタッド工法の施工職人です。
ナイスタッド工法は、昭和61年に耐火・遮音間仕切壁として開発されました。耐火・遮音・強度試験などを繰り返し、データ的にも裏付けされた工法で、品質の確かさが評価され、開発以来、多くのホテルや超高層住宅などに採用されていると聞いています。私もたくさんの現場で施工を手がけました。ナイスタッド工法は、石膏ボード類(幾種類もの)を片面3層以上に組み合わせる構造で、その張り合わせに石膏系接着剤を使用することにより強度を増し、耐火・遮音性能を向上させています。
イワタニテクノには技術部があり、今でも改良が続けられています。また、開発・改良試験時には、私達職人の意見・工夫も積極的に取り入れ、より良い品質・性能が得られるよう努めてくれています。
私は現場では、壁自体の性能はもちろんのこと、耐火遮音間仕切壁としての性能を確保するため、四周の隙間(取合いにより適切な材料を使用し)に関して特に注意を図っています。せっかく壁が良くても、隙間から火が入り、音が漏れては意味がありません。そんな私達の努力が実ってか、実際の現場で測定した遮音データも、試験場での測定データと遜色のないものであると聞いております。
ナイスタッド工法の最大のメリットは、他の工法に比べ大幅に工期が短縮でき、人員の削減が図れることではないでしょうか。そのためには熟練の職人を必要とするため、技術部による技能研修を始め、さまざまなフォローがあり、最新の施工技能をマスターしています。
これからも私はナイスタッドを信頼し、誇りをもってナイスタッドを施工し続けていこうと思っております。

ナイスタッドの強度に感心されました

今村内装:秋元勝則さん
(福岡県田川郡)

ナイスタッド工法が初めてという監督さんとのエピソードです。
施工が終わり、監督さんに言いました。「ボードに物を立てかけないで下さい」
仕上げボードに傷がつくからで、施工後にはいつもお願いすることにしています。
簡単な気持ちで言ったのですが、その言葉を監督さんは勘違いされ、「物を立てかけて壊れるような壁ではダメじゃないか」と言い返されました。
一週間後、次のフロアの施工のため現場に入った、KYミーティングの後のことです。
「あの壁は強いな~」監督さんが突然声をかけてきました。急なことだったので「どうしたんですか?」と訊ねたところ、「実はあれから3日ほど経って、壁に3、4回体当たりをしてみた」と言います。監督さんは、私の言葉で心配になり、自分の身体で確かめてみたようです。結果、ビクともしないナイスタッドの強度にいたく感心されていました。
「次の階もよろしくお願いしますね」と言われ、私もまたナイスタッドの強さを改めて確信しました。
ナイスタッド工法は、遮音・耐火はもちろんのことながら、強度もあり、更に仕上がりがとても美しく、残材(産業廃棄物)が出にくく環境に優しい工法だと思います。これからもナイスタッド工法の技術開発は、イワタニテクノとともに成長していくと信じております。私ももっと技術に磨きをかけ努力していく所存です。