僕がナイスタッドに出会ってから12年が経ちます。出会いは親方（永田建創の永田治）の姪と結婚した事がキッカケでした。結婚を機に親方の下で仕事をするようになり、始めは訳がわからずただ仕事をこなすだけでしたが、いろいろ覚える内に「耐火とは何か…」「遮音とは何か…」がわかり始め、とたんに面白くなってきました。それぞれ奥が深く、まだまだ極めるまでには至っておりませんが、いい壁を作ろうと日々勉強中です。見渡す限りの建物でナイスタッドが使われている。そんな姿を実現できるよう、腕を磨き、技術を高め、ナイスタッドという優れた施工法をますます繁栄させていきたいと思います。

私がコワタ内装に所属し、岩谷テクノの仕事をするようになり十数年経とうとしています。GL貼の仕事をしていたのがきっかけで、ナイスタッドの施工に携わることになりました。若手という立場で数年、技術の習得にがんばって来ましたが、現在のポジションは年齢的にも中堅になり、有名なホテルや超高層マンション等も多く手懸け、職長も任される事も多くなりました。その職責にあたり、他職との調整、現場元請との打ち合わせ、自分のグループの統率等、難しい局面の中で、岩谷の社員の方と連携しながら着実な信頼の獲得と品質の極みを目指して日々邁進して来ました。ナイスタッドという工法は責任施工のもとなされる商品なので、より一層の高品質、高性能を求め、職人という立場からみて、常々改良の余地を模索しています。建設現場の仕事というのは、今の若い世代にはなかなかよく映らない部分が多くあると聞きます。決してそんな事はないと私は考えていますが、それには職場環境を良くし、育成に対する情熱を私達の世代がきっちりと作り上げていくことが責任であると感じていますし、“魅力ある工法・ナイスタッド”であるために、今までの経験知を生かし、若い世代に伝えていきたいと考えています。

私は、この業界に入り早20年近くたとうとしています。この業界に入る前、いろいろな仕事をしてきました。インテリア関係、板前、そしてナイスタッド職人となりました。この20年良いこと悪いこといろいろな事がありました。その経験があったからこそ一歩一歩前向きになれたと思っています。何事にも無駄なことはありません。ナイスタッド職人になり日本全国、訪れる土地がないほど周りました。その土地土地でたくさんの職人、仕事にたずさわり、すべてがプラスになりました。ナイスタッドについて少しだけお話してみたいと思います。いろいろな耐火遮音壁があるなか、私にとってこのナイスタッドは1番です。なぜなら職人全員、住む人の気持ちになり、又、自分の家を造るかの気持ちで丁寧な仕事をしているからです。その為に3年に1度の技能研修をしています。より一層のステップアップができ、又、初心に返ります。私ももう少しナイスタッドで頑張り、職人を育てていきたいと思います。「あなたもナイスタッドの扉をたたいてみませんか」

私は今42歳です。ナイスタッドの工事をするようになったのは昨年の9月からで約1年半行っています。それまでは、軽天や、ボード貼などを25年ほどしていました。ナイスタッドは、今までの作業に比べ、仕上がりも早く、見た目も綺麗です。そして、なにより残材が出ないことが素晴らしいです。これまでは、材料の残りを持ち帰り、処分に困って、結局は廃棄物として処分していましたが今では全くありません。これは地球環境に良いと思います。今、地球環境は段々と悪化していくばかりですが、ほとんどの建物をこのナイスタッドにすれば改善されていくと思います。私は、ナイスタッドに関してはまだまだ未熟ですが、これからもこの仕事に誇りを持って努力していこうと思います。