イワタニテクノがナイスタッドを開発したのが1986年、私はそれから2年後の1988年からの職人で、今日までナイスタッド一筋です。
1989年に大阪市内ではじめて高層ビルにナイスタッドが使われた記念すべき現場「住友生命新大阪ビル」(新大阪ワシントンホテル)では職長を務めました。当時としては超高層の23階建で、資材の搬入や施工の段取り等に苦労したことを覚えています。それ以降、帝国ホテル大阪やホテル日航ベイサイド大阪などの大型物件を担当し、東京や九州にも何度か出張しました。現場の職人から見たナイスタッドの魅力は、「生産性が高い」ことです。施工がし易いため、他の壁に比べてより速く仕上げることができます。帝国ホテル大阪の現場では、職人の立場からゼネコンの設計とかけあって、他社の壁を一部ナイスタッドに変えさせたこともあります。設計の要求に応えるためにはナイスタッドのほうが施工しやすいことや、コストや性能面でも“得”になることをイワタニテクノの担当者とともに説明しました。
ナイスタッドは日々改良されています。次々に生み出される新商品には我々現場の声も強く反映されています。私はこれからもナイスタッド一筋で頑張っていこうと思っています。
ナイスタッド以外の施工業者さんの声は、岩谷テクノ企業サイトをご覧ください。
久保茂さん
(大阪市)
久保さんはとても優秀なナイスタッド技能者であり、人望の厚い職長さんでもあります。ゼネコンにイワタニテクノのナイスタッドを認知させ、評価を高めた功労者の一人です。久保さんのような高い技能を持つ職人さんのお陰で、ナイスタッドは多くの大型現場で使われるようになり、業界で高い評価を頂くようになりました。
久保さんは、過去に従事した現場の場所を全く覚えていないが、近くにあった食堂の場所を言うと現場住所を思い出すという特技?を持っています。また、2年間伸ばし続けた髪を、過去お世話になった所長に会うためとバッサリ切ってしまうような義理堅さもあわせ持つ大変にユニークなお人柄の職人さんです。
青柳建装:倉橋武人さん
(東京都足立区)
倉橋さんは人一倍ナイスタッドに愛着を持つ職人さんです。ナイスタッド以外の耐火遮音間仕切壁を数多く手がけてきたからこそ、なおさらナイスタッドの優秀さが実感できたからかもしれません。施工現場の声を積極的に開発部門に伝えてくれる、頼りになる職人さんです。
KAZU建装:岡田和幸さん
(福岡県田川市)
岡田さんは若くて真面目なガンバリ屋さんです。ナイスタッド職人になってまだ5年ですが、日々力をつけているという感じで、その潜在能力は福岡でも一二を争います。岡田さんが住んでいる福岡県田川市は毎年積雪がある九州では珍しい地域です。冬になると雪道をかきわけて福岡まで通ってくる岡田さんの頼もしい姿が見られます。